災害

東日本大震災から10年

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東日本大震災から10年、当時のこと。

まもなく東日本大震災から10年になりますね。

当時、小学生だった娘たちも一人は成人式を迎え、一人は春から大学生になります。

長女は小学校で授業中に「あれ?クラクラしてる?めまいかな・・・」と思っていたら、

先生から「地震だ!!」と言われて、初めてそれが地震の揺れだと気付き、

急いでクラスの全員で机の下に身をかくしたそうです。

次女は小学3年生でしたが、少しだけ早く下校させられたことくらいしか、

当時の記憶はないそうです。

私は当時、専業主婦だったのでお昼ごはんのあと、再放送のドラマを観ながら、

のんびりしていたところ、突然ドラマの画面が緊急の報道番組に切り替わり、

最大震度7という大きな大きな地震が発生したことを知りました。

その時は「え?何、なに?(ドラマ)の犯人まだわからないのに」なんて、

呑気なことを思ってました。

まさか、この後今まで見たことのない光景を目の当たりにするとは、

この時は思ってもいませんでした。

東日本大震災、関西での震度は?

あの時、関西ではどのくらいの震度だったのでしょう?

東北と関西では、それこそ1000キロ以上も離れているし、

あんなに大きな地震があっても関西での震度は2か3くらいでした。

座っていれば揺れを感じるけど震度2では歩いていたり、車に乗っていたらわからない程度です。

だから当時も「あれ?揺れた?」程度の感じ方でした。

きっと関西では大半のひとが「またどこかで地震かな」くらいに思っていたでしょう。

東日本大震災、被害は?

地震に伴って発生した大津波は、北海道から関東の太平洋沿岸へ押し寄せ、

漁船や湾岸施設、さらには住宅地や農地を呑み込みました。

その津波により起こった、凄まじい光景や被害の大きさ、

亡くなった方や行方不明の方の多さ、多くの人にとっては、

何もかもが初めて見るものだったことでしょう。

10年経っても忘れられないのは、津波によって流される家屋や人たち。

SNSなどにより世界中に配信、拡散された映像の数々。

すぐに削除されものもあったようですが、人が流される映像を見てしまった知人は、

「しばらく眠れなかった」と言っていました。

東北地方を中心に12都道府県で約2万人の死者や行方不明者。

だれも想像ができないくらいの多さでした。

東日本大震災、現在は?

10年経った今でもまだ、元のところに戻れず、避難生活を余儀なくされる人や

行方不明者がいるという現実です。

世界銀行の推計では自然災害による経済損失額では市場1位だとのこと。

地震の被害の大きさを物語っています。

東日本大震災、私たちが考えること

東日本大震災から10年。

実際に被害を受けた方や近隣の方には、まだまだ忘れられないこと。

そして忘れてはいけないこと。

私は1995年1月17日の阪神淡路大震災を経験しているのですが、

あの時、避難生活こそしなかったけれど、停電になり家の物が壊れ、

兵庫県に住む同僚は、「自宅の水が出ない」と大阪にある会社で水を汲んで、

スーパーで食材を買って帰宅。

実家が関西以外にある奥様やお子さんは、みんなそれぞれ自宅から避難をしていました。

あんなに大変な目にあったのに、大阪は早い時期に復興が進み、

いつしか記憶も薄れて、日常が戻ってくる。

きっと震災地でも同じようなことが起こっているのだろうな、と思います。

兵庫県では震災を経験した人たちの高齢化も進み、慰霊祭に参加する人も

減ってきているようです。

ニュースも震災の日が近くなると特集が組まれますが、それも段々減っています。

普段の生活も、もちろん大切なこと。

けれども東日本大震災も阪神淡路大震災も、忘れてはいけないこと。

絶対に風化させてはいけないものです。

東日本大震災、これからするべきことは?

日本列島には複数のプレートがあるので、

これからも大きな地震が起こる可能性は、たくさんあります。

南海トラフ地震という、東海地区を中心に起こると言われているものも、

いつ起きてもおかしくないと言われています。

そんな日本に住む私たちにできることは、普段から家族で対策を考えること。

地震が起きたら避難する場所の確認。

もし、家族がバラバラになっている時に地震が起こったら、どこで落ち合うか?

何を持って避難するのか?

一般的に1週間くらいの食糧や水が必要と言われていますが、

持ち出すとなると少し大変ですね。

これらは普段から少しだけ多めの買い置きをして備えるといいですね。

そして持ち出し袋には、貴重品や救急用品、懐中電灯やスマホの充電グッズも必要ですね。

小さいお子さんがいるお家は、お子さんのおもちゃなども。

女性や生理用品も忘れずに。

この持ち出し袋、定期的に点検しないと賞味期限切れの食品があったり、

サイズアウトの衣料品があったりするので、見直していきましょう!!

いざという時、慌てないようにしっかりと対策したいですね。

避難すると普段とは違う生活になるので、身体を温めることが難しいこともあります。

阪神淡路大震災は1月の極寒の時だし、東日本大震災はまだ寒さも残る3月でしたよね。

そんな時にも常備しておきたい『防災和食セット』は、

要チェックですね。

みんなで防災を意識して備えたいですね。

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