山陽新幹線で人身事故、男性が挟まれる
3日午後10時10分ごろ、北九州市小倉北区のJR山陽新幹線小倉駅構内で、30代と見られる男性が新幹線と接触。新幹線とホームの間に挟まれた。男性は病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。
小倉北署によると、接触した新幹線は鹿児島中央発広島行きの「さくら408号」。男性が別のホームから線路に降り、線路に停車中の新幹線の前を横切り新幹線がとまっているホームに登ろうとしたところ、新幹線が動き出したようです。
男性は意識不明の状態で市内の病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
事故直後、新幹線の車内は停電?
男性が接触した直後は、新幹線の車内は停電し騒然となったようです。警察と消防が到着後、現場検証を行いましたが、JR西日本によると、列車が発車した直後に男性が挟まれているのを別の車両の運転士が見つけたようです。
事故の影響で山陽新幹線は上りで博多~小倉間、下りで新岩国~小倉間の運転を一時見合わせました。
その後、広島駅~博多駅間の博多方面行きは23時37分に、博多駅~小倉駅間の東京方面行きは0時01分に運転再開したようです。
特急料金は120分以上遅延すると払い戻しが可能ですが、119分までの場合は払い戻しはありません。
小倉駅のホームにはホームドアが付いていませんでした。ホームドアは人と列車の接触を防ぐので、付いていればこのような事故も防げたかもしれません。
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