お花見といえば・・・?
まだまだ寒い日もあるけど、立春も過ぎいよいよ春の到来ですね。
春のお花見といえば、桜!!と思うけれど、その前に春の訪れを教えてくれるお花、梅がありますね。
梅の花をじっくり見たことはありますか?
大阪城の梅林
大阪で梅を見る・・・といえば大阪城が有名です。
大阪城公園のなかに大きな梅林があってこの時期、たくさんの人が梅の開花を楽しみに訪れます。
私は子供の頃、大阪城のすぐそばに住んでいたので、休みの日には家族でよく見に行ったものです。
この梅林、てっきり大阪市や大阪府が植えたものだと思っていたら、
大阪にある北野高校という高校の卒業生が開校100周年記念に、
22品種、880本を大阪市に寄付してくれたものだそうです。
それが今では、なんと100品種を超える梅があるそうです。
梅林にはどんな梅があるの?
この大阪城の梅林、本当にたくさんの品種があるようです。
寒紅(かんこう)、冬至(とうじ)、南高(なんこう)、白加賀(しらかが)、
東雲(しののめ)、豊後(ぶんご)、鹿児島紅(かごしまこう)、思いのまま、
武蔵野(むさしの)、八重揚羽(やえあげは)などなど。
聞いたことがあるものもあれば、「ん?なんて読むの?」と思うものもあります。
そういえば、それぞれの木には札が掛けてあった記憶があります。
花の色も、黄色や濃い赤、白や淡紅もあってとても鮮やかです。
梅の分類って?
そういえば、梅干しってあの梅からできるの?という疑問が(笑)
いえいえ、梅には観賞用の花うめ、果樹用の実うめに分かれるそうです。
さらに花うめには、野梅系と紅梅系、豊後系とに分かれるのだとか。
そこから、また○○性というのが9つもあるのだそうで・・・
はっきりいって、違いがわかりません(>_<)
梅の見頃は、いつ?
梅の花の見頃は、いつなのでしょう?
花の品種によってかなり違いますが、早いものだと12月頃から。
寒紅(かんこう)などは、その名の通り、寒い時期から咲きはじめるようです。
ほとんどの梅は、ちょうど今頃・・・2月が見頃を迎えます。
梅の花は、本当によい香りがするので、近づいて香りを楽しみたいですね。
写真を撮る人もとてもたくさんいらっしゃって、
近所の人だと、一つの梅の花を、咲きはじめる頃から毎日毎日通って、
散る寸前まで撮り続けるようです。
大阪では2月に入るとニュースで必ず取り上げられるので、
「あぁ、そろそろ暖かくなっていくのかな」と季節が進んだことを感じます。
梅の花を楽しめるのは、一番遅いものでは3月中旬から下旬頃まで。
そしてそのあと、桜の花と交代するんですね・・・(^^)
桜の季節も、楽しみだなぁ♪
*2月23日追記
今年の梅『鹿児島紅(かごしまこう)』が満開です。
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