のん、久々に地上波へ出演が叶う
10月1日から読売テレビで放送される番組に、のんが出演する。その番組「越境放送」とは、東急エージェンシー、読売テレビ、ジャパンコンテンツエンターテインメントの3社がYouTube、テレビ番組、屋外ビジョンそれぞれの垣根を越えて、3つのメディアが連携する超実験放送プロジェクトのこと。
今回、この企画のコンセプトに賛同した宮川、みちょぱ&吉村(平成ノブシコブシ)、のんのYouTubeチャンネルが開設された。のんにとっては久々の地上波への出演となる。
【動画あり】今回のYouTubeチャンネルのタイトルを考える姿がこちら↓
ファンからは、「目がキラキラ」「次元が違う魅力」と早くも大反響がある。
のんはなぜ、地上波への出演ができないのか?
のんといえば、2013年4月に1953人の中から選ばれ、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロイン・天野アキを演じた。この作品で一気に全国に名を知られ、劇中のセリフであった「じぇじぇじぇ」はその年の流行語大賞の年間大賞を受賞した。その後も順調に映画出演などをしていたが2015年4月、事務所独立騒動が発生。以後は地上波にはほとんど出演していない。
事務所独立騒動とは?
この事務所独立騒動とはどんなものかというと2015年4月、当時所属していたレプロエンタテインメントに無断で個人事務所「三毛&カリントウ」を設立したと報道され、事務所独立騒動が発生した。同年4月の報道では、その個人事務所の取締役にはのんに演技指導をしたある劇団の主宰者が務め、のんがその主宰者に洗脳されているとのことだった。
レギュラーだったラジオやテレビCMもすべて終了し、事実上の休業状態になっていました。
芸名『能年玲奈』の使用禁止とは?
翌2016年7月には所属事務所との契約が終了すると報じられ、芸名を「のん」に改名することを発表していたが、これに対し所属事務所のレプロエンタテインメントは、「昨年4月から能年との話し合いが進まないため、仕事を入れることができなかった」として、文書で契約期間の延長を通告した。あわせて『能年玲奈』を芸名として使用するには、同事務所の許可が必要であると警告したと週刊誌は報じています。ただ、それ以降も同事務所から正式な退所の発表はなく、現在も一部の問題について係争中のようです。
その後は2016年に設立した、のん自身が代表取締役の個人事務所で仕事を受けている。ただ、ドラマの出演オファーが来ても何週間かすると発注先から「なかったことにしてほしい」と言われる。どこかから圧力がかかっているのか?それは不明のようです。
そんな中での今回の地上波への出演。メディアの垣根を超えた同番組に期待が寄せられる。
のんからのコメントは以下の通り。
「私は、俳優の仕事やアート、音楽など、何かを表現することで“のん”を発信してきました。そんな私が、今回はメディアの垣根を越える越境放送でYouTubeに挑戦させていただきます。タイトルは『のんやろが!』。この『のんやろが!』では、演技ではない、アートや音楽や何かを作るのでもない素の“のん”を発信していきます。今まで見せていなかった素ののん、楽しみにしていただけたらうれしいです」
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